着物でキャンプに行ってきました! 〜長野 赤倉の森編〜

キャンプ

久々にキャンプに行ってきました!

今回は長野県小県郡長和町の赤倉の森オートキャンプ場。

魚とか釣って食べたいよね!ということで魚釣りができるキャンプ場を探した結果、ここにたどり着きました。


愛知から長野へ向かう道中、思いつきでインスタライブをやってみましたが、思ったより簡単にできてしまってびっくり。ご視聴いただいた方、ありがとうございました。


少しずつ少しずつキャンプギアを揃えている途中ですが、まだまだ道具不足なので、今回も友人が提供してくれるテントとタープにお世話になることに。

お返しも兼ねてこちらからは美味しいソーセージと、知多の酒蔵で作られている、「白老梅」という日本酒で仕込んだ美味しい梅酒を持っていきました。


着物でのキャンプ、BBQは実はこれが初めてではありません。

無人島へ行って崖を登ったり、BBQをしたりしたときも着物でした。

クリスマスに極寒の中キャンプをしたときも着物でした。

ここら辺の話が気になる方は、また別のブログで詳しく書きますので乞うご期待!

着物を着ていると良い物を着ていると見られるのか、着物姿で庭仕事やキャンプをしていると驚かれる事があります。

「あなた、お茶に行く格好で庭仕事しているの?!」と言われたこともありました。

その時着ていた着物はとてもお茶には着ていけないぼろでしたが、ぱっと見同じ形をしているので、着物を見慣れていない人にとっては見分けがつかないのかもしれません。

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今回のキャンプで着ている着物は、私の中で勝手にアウトドア仕様と呼んでいるものです。

まず上から、船底袖になっているウールの半着物。

これは曾祖母、つまりひいおばあさんの古い着物を自分で解いて洗って切って縫い直した物です。

もともと虫食いの穴も空いているので汚れれば洗濯をするし、炭がつこうが、火の粉が飛んできて穴が開こうが構わない!

着倒して本当のぼろになるまで楽しむ着物です。

襦袢はおなじみ金鳥半襟の半襦袢、そろそろ夏も終わりですね。

下は野袴というズボンのような形の袴をはいています。

こちらはデザインを指定して特別に作ってもらいました。

足元は下駄を履いていましたが、現地についてからブーツに履き替えました。

ちょっと色が合っていませんが、悪くない組み合わせだと思いますよ!

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さて、サイトの設営が済んだらまずは魚釣りへ。

ニジマスとイワナがいるということで、誰が一番に釣り上げるか勝負!

イワナがそう簡単に釣れると思うなよ!

全員が気合をいれて勝負に挑みましたが…

ところがどっこい、30秒も立たないうちに1匹目が釣れました。

その後も次々と釣り上げられるイワナ。

管理釣り場で生簀のような池にわんさか泳いでいるイワナ。

警戒心のかけらもなく餌に突っ込んでくるイワナ。

もう釣れて釣れて仕方がなく、てんで勝負になりませんでしたとさ。

1時間くらいは楽しめると思っていた魚釣りが10分で終了してしまったため、サイトに戻って火熾しを始めます。

暗くなるまで自然を感じながらゆったりと会話を楽しんだら、いよいよランタンを灯します。

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いい感じ!おしゃれ和服キャンパーを目指します!

晩御飯は炭焼BBQで様々な食材を焼きますが、本日のメインはなんといってもこれ!

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丹後で釣ったシロイカ!

今回は6杯捌いて下ごしらえをしてきましたが、一口食べた瞬間みんなの顔色が変わるくらい美味しく焼けました。

イカそのものの味があまりにも美味しく、醤油もマヨネーズも持ってきていたことを食べ終わった後に気が付きました。

これは来年は是非丹後にイカを調達にいかなれけば!と全員が思ったことでしょう。

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イカの他にも今回はナス、パプリカ、エリンギ、ベーコントマト巻、ソーセージ、焼き魚、ロスティ、ミネストローネ、炊き込みごはん、たいやきを作りました。

なんて女子力の高いキャンプ男子なんでしょう?!

お腹も膨れ、お酒も十分に回ったら、弱ってきた火を囲んでスモアを作るべく、マシュマロ焼き大会が始まります。

今回は特別に本場アメリカのマシュマロを用意しました!

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御覧ください、このサイズ感!

左が普通のマシュマロ、右がメガマシュマロ。

いちまつさんがおっしゃっていたように…

メガマシュマロは窒息しそうなくらいに大きいです…

一人ひとつで十分お腹がいっぱいになりそうですね。

今度こそお腹がいっぱいになり、火の始末をして寝袋に潜り込みます。

気温はそこまで下がらず、風も殆どありませんでしたので快適に眠ることができました。


次の日は朝から

次のキャンプはどこにしようか、次までに新しいギアが欲しい

といった会話が繰り広げられ、サイトの撤収にかかります。

キャンプ場をチェックアウトしてからは近くの温泉へ

煙の匂いと汗を洗い流して湯船へ

あ”ーーー…

と、つい声が出てしまうほど、気持ちがいいお湯でした。

温泉で癒やされた後は軽めの観光をしてから帰路につきます。

実はこの地域一帯は黒曜石の産地としても有名ということで、近くにあった黒曜石ミュージアムなるものへ行くことに。

縄文時代から生活に欠かせなかった黒曜石の歴史が楽しめます。

黒曜石の写真は撮り忘れました…次はもっと写真をたくさん撮ってきます…


そんなこんなで久しぶりの着物キャンプは大成功、楽しく過ごすことができました。

次はまた11月に着物でキャンプを予定していますが、次はどこに行こうか、何を揃えて行こうか、今からわくわくしながら計画を練ることにします。

着物にも様々な種類、形があります。

お茶やお花等の習い事にふさわしい着物、

パーティや式にふさわしい着物、

普段の生活やカジュアルにふさわしい着物、

野良仕事やアウトドアにふさわしい着物、

作り方によって、様々な用途の着物を楽しむことができますので、着物を着て○○をやってみたい!と思い立ったら、どんな素材や形が向いているのか、考えたり相談したりするのもひとつの楽しみになるかもしれませんね!

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