2020.02.14
カテゴリ:茶道
刈谷 佐喜知庵のお当番に行ってきました
本日は刈谷市にあるお茶室、佐喜知庵でお薄のお点前をさせていただきました。
佐喜知庵は、刈谷市美術館の開館(1983年)に合わせて、トヨタグループ各社などからの寄付金を受けて併設されたお茶室です。
トヨタ紡織や豊田自動織機の創業者で、産業都市・刈谷市の発展の礎を築いた豊田佐吉から「佐」を、トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎から「喜」をいただき、そして、知識の「知」を合わせて命名されました。
生憎の空模様でとても静かなお席でしたが、外国のお客様も見え、基礎をしっかりと復習する良い機会となりました。
なんとなく知っているつもりでいた茶道も、いざ門戸を叩いてみるととても奥が深く、深すぎて逆に沼にはまってしまいそうなくらい、魅力がぎっしりと詰まった文化でした。
異文化を学ぶということはとても楽しく素晴らしいことなのですが、まだまだ日本では英語が苦手だったり、ハードルが高いと感じられてしまったり、魅力を伝えきれないところがあると思います。
海外のお客様にもわかりやすく説明をし、奥深さやおもてなしの心を感じ取っていただけるお点前ができるように修行をし、体験によって得られる感動をきちんと伝えられるよう、通訳案内士としての腕をあげながら、茶人としても理想に向かって頑張って行きたいと思います!